これまでのあゆみと研究実績

小学生~中学生まで

  • 1999年3月20日生まれ(岡山県出身→栃木県宇都宮市・千葉県浦安市にて幼少期を過ごす。)
  • 幼稚園から小学校を卒業するまでに、三重県四日市市、松阪市、長野県上田市、松本市、三重県鳥羽市と、父の仕事の都合で小学校を5回転校し、中学校入学時に現在の実家がある三重県伊勢市に移り住む。弟に知的障害・発達障害がある。
  • 中学校入学後、転校続きによる人間関係の構築、家庭環境の問題により不登校に。
  • 中学1年生の冬に躁うつ病と診断を受ける。1年間の引きこもりを経て、教育支援センター(適応指導教室)や学校内の相談室・保健室登校を経験。在学中に入院、支援学校通学も経験。

通信制高校時代

(写真は私に勉強や研究の楽しさを教えてくれた豊田先生。現在は共にフリースクールを経営。)


  • 三重県内の通信制全日型高校に進学。勉強の面白さを知り皆出席。在学中に、漢字検定2級、文章検定2級、歴史検定2級、日本語検定準2級、日本語ワープロ検定準2級を取得。奈良大学高校生歴史フォーラムなど幾つかの論文賞にも挑戦。高校3年次には生徒会長に選出され、卒業時は三重県知事賞を受賞。


京都で過ごした大学4年間

(写真は京都女子大学宗教・文化研究所主催「第35回懸賞論文」にて、優秀作を撮った際の写真。)


  • 京都女子大学文学部史学科に進学。在学中に日本史専攻近現代史ゼミへ。中国語、台湾語の学習にも力を入れ、中国・台湾へ文化交流。当初は「日本統治下台湾の教育」について研究していたものの、大学3年次から現在も継続して行なっている「公立小学校の大正新教育」の研究へシフト。
  • 在学中は2年連続で成績優秀奨学金を授与。4年次には大学教員から推薦を受け、1年間京都市内の公立小学校にて、総合育成支援員として働く傍ら、京都女子大学宗教文化研究所主催第35回宗教文化研究所懸賞論文にてその年の最高賞である優秀作を受賞。同時期に、一般社団法人言の葉協会主催 第11回言の葉大賞入賞卒業時には、卒業論文が学科内で最高の評価を受ける。
  • 中学校教諭一種免許状(社会)、高等学校教諭一種免許状(地理歴史・公民)取得。 中国語検定4級、世界遺産検定3級。

立教大学大学院へ

(写真は立教大学池袋キャンパス1号館)


  • 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科比較組織ネットワーク学専攻入学。2021年度立教大学大学院給与奨学金授与。社会デザイン学会第16回年次大会にて自由論題発表。日本キャリア教育学会第43回研究大会にて口頭発表。京都女子大学宗教・文化研究所ゼミナール第19号『紫苑』論文掲載。第20回板橋区教育委員会主催櫻井徳太郎賞大賞受賞。2022年度社会デザイン学会第17回年次大会自由論題発表。日本教育学会第81回大会にて口頭発表。2023年3月京都女子大学宗教・文化研究所ゼミナール第20号『紫苑』にて論文掲載。修士論文では、「不登校の児童・生徒のその後を見据えた居場所の在り方の再検討‐問題解決志向をもったフリースクールの取り組みを中心に‐」という題目で、社会デザイン学修士を得る。在学中に社会教育主事課程も修了。



宇都宮大学博士後期課程へ進学

  • 2023年4月からは、宇都宮大学大学院地域創生科学研究科先端融合科学専攻グローバル地域デザインプログラムに進学。フリースクールの業務の傍ら週に1度、東京都内から通学し、栃木県宇都宮という自身が生まれ育った地で、不登校の居場所研究を行なっている。特に宇都宮では、不登校の居場所研究の中で、とりわけ重要な観点である「地域差」について、栃木県の大都市圏近郊と、地方という2側面を意識しながら、全国的に不登校者のための居場所・学習の場を拡充させるための実践的な研究を行なっていく。



フリースクールを共同設立へ。


  • 大学3年次(2019年度)より、通信制高校時代の恩師と先輩後輩と共に、クラウドファンディングなどで資金を集め、東京都北区にて通信制高校サポート校兼フリースクールの「滝野川高等学院」を設立。その後学習塾「浮間ラボ」も設立。現在5年目。在籍者は約60名。
  •  2022年11月には、フリースクール滝野川高等学院と、学習塾「浮間ラボ」を取りまとめる形で、株式会社「自由教育」を設立。